【FP監修】妊娠中でも入れる母子保険はぐの保障内容を分かりやすく![入院・帝王切開でいくらもらえる?]
こんにちは。「妊娠中でも入れる保険」とよく耳にする母子保険はぐ。
実際、妊娠中にトラブルがあったときはどんな保障が受けられるのでしょうか。
主な妊娠中のトラブルについて、保険金がいくらもらえるのか、コースごとに分かりやすくまとめました。
この記事はFPが監修しています
我が家のトマト🍅はFP2級を取得しています。
以前の記事で、妊娠中は短期間でも医療保険に加入すべき!というお話をしました。
【FP監修】まだ間に合う!妊娠中は短期間でも医療保険に入るべき理由 - トマくる育児日記
こんにちは。くるみ🐿️は先日、妊娠22週にしてようやく医療保険に加入しました。 妊娠中またはこれから妊娠を考えていて、医療保険に加入すべきかどう...
Read more月々の掛け金の金額が950円〜4,950円の3つのコースがあり、コースによって保障の範囲や、受け取れる保険金の金額が異なります。
妊娠保険|月々950円からの母子保険はぐ
赤ちゃんと妊婦ママのための医療保険は母子保険はぐがオススメ。妊娠・出産は女性にとって入院や手術のリスクが高い時期です。妊娠中に加入できる保険で切迫早産・帝王切開・赤ちゃんの入院・手術に備えられ、妊娠中から出産までの上乗せ保険としても安心。
Read moreコース | シンプルサポート | 標準サポート | しっかり手厚くサポート | 掛け金(月額) | 950円 | 2,990円 | 4,950円 |
---|
[加入できるのは?]
・加入の条件
まずは加入の条件を確認しておきましょう。「妊娠中でも加入できる」とはされていますが、やや条件が多いので注意です。
他にも諸条件はありますが、妊娠関係で特に注意すべき条件は以下の5つです。
加入できる条件
①妊娠19週6日まで
②体外受精、顕微授精、凍結融解胚移植での妊娠でない
③今までの妊娠で早産・切迫早産と指摘された経験がない
④これまでの妊婦健診で異常を指摘されていない
⑤予定帝王切開でない
①妊娠19週6日まで
「妊娠中でも加入できる」とはされていますが、加入できる妊娠週数には制限があります。
母子保険はぐの場合は、妊娠19週6日(20週に入る前日)まで加入できます。
②体外受精、顕微授精、凍結融解胚移植での妊娠でない
特に理由の記載はありませんでしたが、不妊治療を受けての妊娠だと加入が難しいようです。
③今までの妊娠で早産・切迫早産と指摘された経験がない
今回の妊娠で切迫流産・早産と指摘されている場合も加入は難しいのですが、今までの妊娠で早産・切迫早産と指摘された経験がある場合も含まれます。
今までの妊娠で早産の傾向があると、次回の妊娠でも早産の確率が上がってしまうためでしょう。
④これまでの妊婦健診で異常を指摘されていない
妊婦健診ですでに異常を指摘されている場合は告知の必要があります。
普通、妊娠中の妊婦健診は自費ですが、公的保険適用で通院、薬の処方を受けているなど場合がこれに当たって、告知の内容によっては加入できない場合があります。
切迫流産、切迫早産、子宮頸管無力症、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病などのほか、貧血やつわりなどによる薬の処方などもこれに当てはまるので注意しましょう。
⑤予定帝王切開でない
帝王切開は手術に当たります。帝王切開に限った話ではありませんが「手術予定」がある場合、加入はできません。
前回の妊娠で帝王切開だった場合やその他子宮の手術を受けたことがある場合、双胎以上の多胎妊娠、前置胎盤、逆子の場合は予定帝王切開を指示されることが多いでしょう。
・過去に帝王切開で出産したことがある場合は?
「条件付き」で加入できるとされている商品も多いですが、母子保険はぐの場合は加入が難しいようです。
前回の妊娠で帝王切開で出産していると今回の妊娠でも予定帝王切開になるでしょう。先ほどの加入の条件で説明した通り、「手術予定」があると加入できません。
[妊娠中のトラブル]
・入院
妊娠中は様々な要因で入院が考えられます。
注意したいこと
出産に関係する入院は保障されません。
自然分娩の場合の入院だけでなく、異常分娩、つまり帝王切開や吸引分娩・鉗子分娩など、保険適用になった場合の入院も保障の対象外です。
妊娠中は全期間を通してトラブルが付きもの。妊娠初期でも妊娠悪阻や切迫流産で長期入院になるケースも。
中期には切迫早産で長期入院になるケース、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群で管理入院になるケースも。
後期は後期で前置胎盤や多胎妊娠で早目の入院になるケースもありますね。
加入時点でこれらの異常がなかったのならば、これらの入院は保障の対象になります。
入院が長期になると心配なのは差額ベッド代ですね。入院一時金や、1日あたりの入院日額がもらえると安心です。
コースごとにもらえる金額は以下の表の通りです。
コース | シンプルサポート | 標準サポート | しっかり手厚くサポート |
---|---|---|---|
入院一時金 | 38,000円 | なし | なし |
入院日額 | なし | 日額2,900円 | 日額5,700円 |
ただし、入院一時金が受け取れるのは7日以上入院した場合のみです。
また、入院日額は1回の入院で60日間まで支払われます。およそ2ヶ月なので、長期入院になっても安心ですね。
・切迫流産・早産で自宅安静
母子保険はぐの特徴的なところです。今私も切迫早産で自宅安静状態ですが、入院までいかずとも、自宅安静を指示されるケースは結構多いものですよね。
入院した時の保障はもちろん、自宅安静だけでも通院一時金がもらえるのが嬉しいポイント。
コース | シンプルサポート | 標準サポート | しっかり手厚くサポート |
---|---|---|---|
通院一時金 | なし | 10,000円 | 10,000円 |
自分が実際自宅安静になってみて思ったのですが、これ結構ありがたい制度ですね。
私が通ってる産院は自宅から徒歩だと30分。駅からもやや離れた場所にあるので、今までは自転車で通院していました。
ところがどっこい。切迫早産で自転車は流石にな…と車で通院するようになって、車の一日保険代はかかるは、通院の回数も増えるわ…で、出費が増えました。
受け取れるのは1回のみですが、10,000円もらえれば足しになりそうです。
[出産時のトラブル]
・異常分娩による手術
自然分娩の場合、保険金の支払いはありません。異常分娩による手術を受けた場合、手術一時金を受け取れます。
コースごとの手術一時金は以下の表の通りになります。
コース | シンプルサポート | 標準サポート | しっかり手厚くサポート |
---|---|---|---|
手術一時金 | なし | 21,000円 | 21,000円 |
・保障の対象外になること
こちらもやや条件が多いので確認しておきましょう。
保障の対象外になること
①鉗子分娩、吸引分娩、会陰切開
②前置胎盤または32週未満の場合の帝王切開
①鉗子分娩、吸引分娩、会陰切開は対象外
ここは保険会社によって対応が異なるところですが、母子保険はぐの場合は鉗子分娩、吸引分娩、会陰切開は手術一時金の対象外になります。
②前置胎盤または32週未満の場合の帝王切開
前置胎盤の場合の帝王切開、32週未満(妊娠8ヶ月まで)の早産の場合の帝王切開も手術一時金の対象外になるので注意です。
・産後のトラブルへの保障
妊娠・出産関係の保障は、他の商品に比べてやや手薄いように感じるところもありますが、母子保険はぐの特徴は産後の保障が手厚いところでしょうか。
産後のママの保障
出産のタイミングで妊娠保険から産後うつの保険、女性医療保険に切り替わります。
コース | シンプルサポート | 標準サポート | しっかり手厚くサポート |
---|---|---|---|
入院一時金 | 9,000円 | 9,000円 | 9,000円 |
入院日額 | なし | なし | 日額7,900円 |
通院一時金 | なし | 3,250円/回※ | 3,250円/回※ |
入院一時金は1日以上の入院から受け取れます。
また、入院日額は1回の入院で60日間まで支払われます。およそ2ヶ月なので、長期入院になっても安心ですね。
妊娠中は切迫流産・早産の通院一時金でしたが、産後は産後・育児うつの通院一時金になります。
産後に初めて鬱病、双極性障害、適応障害などと診断された場合、通院1回ごとに一時金が受け取れます。契約初年度と次年度は10回まで、それ以降は12回まで保障されます。
※通院一時金は契約翌々年度以降は年齢によって金額が異なります。
産後の子供の保障
生まれた瞬間から子供の保障がプラスされるので、生まれてすぐに赤ちゃんが入院・手術しても保障されます。
コース | シンプルサポート | 標準サポート | しっかり手厚くサポート |
---|---|---|---|
入院日額 | なし※ | 日額2,800円※ | 日額2,800円※ |
手術一時金 | 34,000円※ | 10,000円※ | 10,000円※ |
先進医療保険金 | 〜80万円 | 〜80万円 | 〜80万円 |
入院一時金は1日以上の入院から受け取れます。
また、入院日額は1回の入院で30日間まで支払われます。
※入院日額・手術一時金の有無と金額は、0歳時のものを記載しています。それ以降は子供の年齢によって変動します。
[まとめ]
母子保険はぐは妊娠・出産のトラブルに特化というよりは、出産後の赤ちゃんの保障含めて長期的に手軽な掛け金で備えたい方向けのように感じました。
とりあえず妊娠・出産のトラブルに手厚く備えたい!という方は、妊娠中でも加入できる保険の中でもはなさく生命やコープ共済がおすすめです。
我が家でも先日保険の無料FP相談を受けて、医療保険に加入しました!
申し込んだ次の日の健診で切迫早産の診断を受けてしまったので、ギリギリセーフでした。プロに詳しい保険の話を聞きたい方はぜひ!
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