【FP監修】まだ間に合う!妊娠中は短期間でも医療保険に入るべき理由
こんにちは。
くるみ🐿️は妊娠22週にしてようやく医療保険に加入しました。
現在妊娠中、またはこれから妊娠を考えていて、医療保険に加入すべきかどうか迷っている方のご参考になれば幸いです。
この記事はFPが監修しています
我が家のトマト🍅はFP2級を取得しています。
[医療保険に入るべき理由]
妊娠・出産のトラブルは公的医療保険が適用されるので、医療保険に入らなくても困ることはありません。
では、それでも医療保険に入るべき理由は何でしょうか。
医療保険に入るべき理由
①黒字にできる可能性
②差額ベッド代の負担
③今後入れなくなる可能性
①黒字にできる可能性
詳しくは↓の記事でお話していますが、妊娠中は上手くいけば儲かる[医療保険の裏ワザ]が使えます。
FPだけどほけんの窓口に無料相談してみた[妊娠中の医療保険の裏ワザ] - トマくる育児日記
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Read moreくるみ🐿️の場合、これで100万円近い給付金をもらえました。
②差額ベッド代の負担
妊娠・出産のトラブルは基本的に公的医療保険が適用されますが、差額ベッド代となると話は別で、全額自己負担になってしまいます。
病院や部屋の種類にもよりますが、1日数千円〜数万円することも!
お金の面で言えば断然差額ベッド代のかからない大部屋ですが、大部屋に長期入院するのはかなりストレスですよね。
実際、くるみ🐿️は切迫早産で2ヶ月近く大部屋に入院したのですが、かなり気疲れしてしまいました。
そんな時に入院給付金がもらえれば、お金の心配なく個室を選ぶこともできますね!
③今後入れなくなる可能性
もし今回の妊娠で保険未加入のまま帝王切開になってしまうと、次回の妊娠の時に保険に加入できないか、妊娠・出産に関する保障が受けられない「条件付き」になってしまう可能性があります。
一般的に、5年以内に手術を受けていると告知義務がある保険会社が多いです。
告知事項があっても加入できる「引受緩和型」の医療保険もありますが、保険料が割高になってしまいます。
今加入しておけば、今回の出産で帝王切開になったとしても、そのまま加入を続けている限り次の妊娠でも保障が受けられます。
めでたくトラブルなく出産できたのなら、出産後に一旦解約して、また次回妊娠を考えた時に入り直してもよいでしょう。
[おすすめの保障の内容は?]
では、妊娠中に加入できる医療保険では、どんな保障があると安心でしょうか。
必要な保障
①入院給付金
②手術給付金
①入院給付金
妊娠中は全期間を通してトラブルが付きもの。
妊娠初期でも妊娠悪阻や切迫流産で長期入院になることも。
切迫早産で長期入院になるケース、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群、前置胎盤や多胎妊娠で早目の管理入院になるケースもありますね。
加入時点でこれらの異常がなかったのならば、これらの入院も保障の対象になります。
また、出産の入院でも意外と給付金がもらえることがあります。
通常の自然分娩の場合の入院は対象にはなりませんが、前期破水で入院した場合や、帝王切開や吸引分娩・鉗子分娩などの手術を行った場合の入院は保障の対象になります。
1日あたりの入院給付金がもらえれば、個室の差額ベッド代にあてることもできますね。
②手術給付金
こちらも通常の自然分娩の場合は対象にはなりませんが、帝王切開や吸引分娩・鉗子分娩などの手術は保障の対象になります。
吸引分娩・鉗子分娩でも対象になるのは意外ですね。
※「手術」に当たるかは、基本的に厚生労働省の医科診療報酬点数表によって「手術料」の算定対象になっているかで判断されます。
これについては病院でもらえる領収書に書いてあります↓
(出典:はなさく医療Q&A)※商品によっては約款で対象外とされてる場合もあるので、加入の際は約款をご確認ください。
[妊娠中でもまだ間に合う?]
妊娠中こそ医療保険に入るべきとは言っても、今からでもまだ間に合うのでしょうか?
入れるケース・入れないケースを見ていきましょう。
保険って、本来は「起こる確率は低いけれど、起きてしまうと大変なリスクに備えるもの」ですが、妊娠中は様々なリスクを抱えています。
・入れないケース
通常よりリスクが高いので、残念ながら一般の医療保険だとそもそも「妊娠中は入れない」とされていることがあります。
また、「妊娠中でも入れる」とされている商品でも、妊娠経過によっては入れないケースもあります。
それは大きく分けて↓の3つのケースです。
加入できないケース
①妊娠経過に異常がある場合
②帝王切開の予定がある場合
③妊娠週数に制限がある場合
①妊娠経過に異常がある場合
これまでの妊婦健診で、すでに何かしらの異常を指摘されている場合は告知する義務があります。
普通の妊婦健診は自費ですが、公的保険適用で通院・入院したり、薬の処方を受けたりしている場合がこれにあたります。
告知の内容によっては加入できない場合があります。
また、今回の妊娠では大丈夫でも、前回の妊娠で切迫早産を指摘された、または早産だった場合は入れない場合があります。
今回の妊娠でも早産のリスクが上がるためです。
②帝王切開の予定がある場合
帝王切開は手術にあたります。
帝王切開に限った話ではありませんが「手術予定」がある場合、難しいです。
前回の出産が帝王切開だった場合や子宮の手術を受けたことがある場合、双胎以上の多胎妊娠、前置胎盤、逆子の場合などは予定帝王切開を指示されることが多いでしょう。
③妊娠週数に制限がある場合
「妊娠中でも入れる」とされている商品でも、入れる妊娠週数に制限がある場合があります。
これは商品によって異なりますが、20週前後までとされている商品が多いです。
・入れても保障されないケース
妊娠中でも入れるけれども、今回の妊娠・出産に関する入院・手術は保障されない「条件付き」での加入になってしまうことがあります。
また、一般的に5年以内(3年以内のこともあります)に帝王切開で出産したことがあると、今回の妊娠・出産に関する保障が受けられない場合があります。
・入れて保障も受けられるケース
女性向けに特化した医療保険だと、妊娠・出産に関する保障が手厚い商品や、加入の条件が緩い商品があります。
妊娠中でも入れて保障も手厚いおすすめの商品を比較してみました↓
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