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[我が家の完搾乳育児]大変すぎる!母乳育児の理想と現実

こんにちは。
日々うんち、おしっこ、おっぱいのことを考えていたら、あっという間に生後3週目に入っていました。切迫早産の入院50日間に比べたら、産後の入院5日間はあっという間ですね。

慣れない育児で色々悩みは尽きませんが、中でもウェイトが高いのがおっぱいに関すること。
何となく「母乳が出れば母乳で育てたい」と思っている方、多いのではないでしょうか。私もそう思っていましたが、現実はそんなに甘いものではありませんでした。

大変すぎる!我が家の完搾乳育児[母乳育児の理想と現実]

しかし、何とか育休中のトマト🍅と二人三脚、工夫を重ねて、日々のルーティンができてきて、ブログを書くゆとりも持てるようになりました。

[出産前に知りたかった母乳育児の現実]


母乳神話じゃないけれど、赤ちゃんにとってミルクより母乳が優れているのは事実。

そして、妊娠中は張り止めの薬漬けで、結局少し早産だったのもあって、せめて生まれてからは我が子(ミニトマト👶)にとって良い環境で育てたい。
それに、ミルクを買うのにお金をかけるくらいなら自分が好きなものをたくさん食べたい(笑)

母乳で育てようと思っているのはこんな感じの理由からです。

切迫早産で入院していたのと、正産期を迎える前に生まれてきてしまったので残念ながら妊娠中は一切「おっぱいマッサージ」はできず。
それでも人間の体は不思議なもので、35週の助産師さんとの面談の時には手搾りで分泌液が出て驚いたものでした。

そして36週に突然の破水から迎えた出産。そこからおっぱいとの戦いが幕を開けたのでした。

・ミルクのジレンマ

「おっぱいマッサージ」など1回もせずとも母乳を出す準備は進んでいたようですが、かといって何もしなくても勝手に分泌量が増えて母乳が滴りでる訳ではありません。

母乳の分泌を促進するには、できれば出産直後から刺激してホルモンを分泌させないといけません。

出産後2時間は安静に…と分娩室で過ごしましたが、できればこの間に最初の授乳をトライすべきだったよう。
ミニトマト👶は低血糖だったので、問答無用で糖水を哺乳瓶で与えられてしまいましたけど。

そして頻回授乳ですね。
妊娠後期にトマト🍅と共にピジョンの「おっぱいカレッジ」なるものを受講したのですが、話を聞くだけなのと、実際やってみるのではやはり全然違います。

よく「欲しがったら欲しがるだけ飲ませる」と言われますよね。
でも早産だからか眠りがちで、全身くすぐっても一向に目を覚さないミニトマト👶。

その状態で何とか直接母乳(直母)にトライしても、上手く吸える訳もなく。

産院の案内に「基本的に母乳中心で」と書いてあったのに、ミルク足すように指導が入り。(BFH:Baby Friendly Hospitalではありませんね)
哺乳瓶は吸うのが楽なので、ミルクなら寝てても飲めるんですよ。

それで、寝ながらたらふくミルクを飲む→満腹で3時間経っても起きない→直母できない→ミルク飲ませる…の負の連鎖になってしまいました。

完母を目指すのなら、可哀想だから…とミルクを足したくなる誘惑を堪えて、とにかく頻回授乳するしかないんですよね…本当は。

・搾乳のジレンマ

あまりによく寝るので、生後2日目からはミルクはなしにして、まずは起きてもらおう!という方針に。
幸い母乳の出はいいようで、助産師さんに搾ってもらうとピュッと噴き出るくらいにはなっていました。

しかーし、おちょぼ口のミニトマト👶は吸う力が弱く、空腹でも上手く吸えないものは吸えないのでした。
飲めなくて怒っているのか顔を真っ赤にして泣いているのを見ると切なくなりますね。

授乳室に置いてあるスケールで授乳前と授乳後に体重を量って飲んだ量が分かるのですが、30分とか格闘して母測しても0gとかよくて5gとか(笑)
こんなに大変なのにほとんど飲めてないんかい、とやる気も削がれます。

大変すぎる手搾り

そこで「せっかく母乳が出ているのなら飲ませてあげたいよね」と助産師さんが搾乳してくれることに。
するとおっぱいの痛みと引き換えに1回の搾乳で10〜20mlくらいは搾れるようで、何とか初乳を飲ませてあげられて一安心。

しかしまたこれが大変。産院には搾乳機がないので、完全手搾り
しかも助産師さんに搾ってもらうと出るのに、自分で搾ってもうんともすんとも言わないのでした。

助産師さんもヒマではないので自分で格闘すること数日、退院する頃には乳管が開通してきたのとコツが掴めてきたので手搾りでも自分で50mlくらい取れるようになりました。胸も張ってきて、シャワーがあたるのも激痛なくらい。

電動搾乳機デビュー

この時すでに頻回搾乳で手首と腕が悲鳴をあげていたので、出産祝いには電動搾乳機をリクエスト。
入院中に手搾りで何本か乳管が開通していたお陰で、60〜80mlくらい搾れて便利さに感動!(初めから電動搾乳機があれば…と思いましたが、乳管が開通するまでは上手く搾れないよう)

使い始めたのはピジョンの電動搾乳機(ハンディフィットプラス)です。もうこれなしでの生活は考えられない!というくらい必需品。


初めは出産祝いでもらった1台で搾乳していました。
手搾りに比べたら断然楽!でも人間段々欲が出てくるもので、1日6〜8回も片乳あたり10分×2セット搾乳するのが面倒になってきました。

胸にあてるだけで搾れるので確かに楽なのですが、両胸搾るのに20〜30分は片手が塞がってしまうので、ワンオペの時に泣かれ手しまうと大変だし、1日のうち3〜4時間は搾乳に時間を取られてしまうのです。

そこでどうにかもっと楽な方法はないかと調べたところ、こんな商品を見つけました。


授乳ブラではなくて「搾乳ブラ」です。

どういうものか簡単にいうと、乳首のところに穴が空いたブラ。
搾乳機の搾乳口をこの穴に挟んで固定すると、ハンズフリーで搾乳ができるという優れモノ。

買うのは癪なので、自宅にあるNSTベルトを改造して代用しています。

これのお陰で搾乳中でも自由に手が使える!ワンオペ時間の強い味方です。

更に追加で電動搾乳機をもう1台購入して、なんちゃってダブルポンプ式ハンズフリー搾乳体制が完成したのでした。

上手くいかない直母で格闘するより、搾母乳を哺乳瓶であげる方が親も楽だし、ミニトマト👶も楽に飲める。事前にストックしておけばトマト🍅に授乳をお願いして長めに休むこともできる。
それに自宅には母測用のスケールもないけれど、搾乳なら飲んだ量も分かって安心だし。

(あとは、今後母乳を早産児に向けて寄付する「母乳バンク」に登録しようと思っているのもあって、どうせ搾乳は必須なのも理由のひとつ。)

ということで、退院してからは完全に搾乳頼りで、直母の練習は余裕がある時のみ。

ところが…

ダブルポンプ式ハンズフリー搾乳ができるようになって、メリットたくさん、万事解決!かと思いきや、そうもならず。

当然ですが、これではいつまでも直母ができるようにならないのです。
直母で完母を目指すなら、搾乳機なんぞに頼らず、毎回毎回練習してお互い吸わせる練習・飲む練習を繰り返さないといけないんですよね。

まだ1ヶ月健診前で、外出する用事もほとんどない今は直母ができなくてもさほどデメリットは感じていません。
ただ、これから外出が増えると、搾乳機の消毒問題が発生してしまいます。

かといってスケールのない自宅で直母格闘するのはキツイし不安だし…ということで、宿泊型の産後ケア事業を申し込んでみました!

病院が実施している産後のママのためのサポートサービスですが、自治体の補助を利用して格安(1日数千円)で利用できます。
病院ならスケールもあるし、困ったら助産師さんにアドバイスをもらえるし。

ひとまず今は完搾乳育児を続けていますが、今後の外出に備えて直母もできたらラッキーくらいに思って気楽に取り組めたら、と思っています。
来月の頭に利用するので、そのレポもまた後ほど!

[東京リバーサイド病院産後ケアレポ]自治体の補助で宿泊でも1日5,000円! - トマくる育児日記
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こんにちは。 ダブル育休中(夫婦ともに1年!)の我が家ですが、日々の育児に疲れが溜まってきた折に、2泊3日で産後ケア入院してきました。 お陰...

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↑産後ケア利用してきました。
直母もできるようになったのですが、搾乳育児のメリットに気付かされて、結局は完搾乳育児を続けることに(笑)

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