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育休パパ日記[立ち会い出産奮闘記]

こんにちはトマト🍅です。

2023年12月29日、とうとう第一子が生まれました!🎉
今回は立ち会い出産の感想から入院中、そして退院までの体験を書こうと思います。

育休パパ日記[立ち会い出産奮闘記]

[出先での破水スタートで大慌て]


・生まれる気配がないから…

切迫早産での入院が終わったのが12月23日。その後、「すぐ生まれることになるよ」と病院で散々脅されていたのにも関わらず、12月29日のその時間までは何の予兆もありませんでした。

いつ生まれるか分からないから今のうちに食べたいもの食べておこうぜ、の精神で毎日暴食して暮らしていました。

あまりにも生まれないので「今年は生まれないだろうな」と完全に舐め切っていたあの日、僕達は奮発して叙々苑でランチを食べるため電車に乗って都内へ向かいました。

ランチは無事食べ終わったのですが、その後友人と合流した直後に破水!

友人の車に乗り、急遽病院へ向かうことに。僕は慌てふためきました。

・病院に着くもできることはなく…

17時頃に病院に到着し、くるみ🐿は分娩室へと運ばれていきました。

ここにきてもやはり「旦那さんは入れませんので」と言われてしまい、待合で止めれらてしまいます。(この言葉、この1年で何回も聞きました)

待合で待機していたら看護師さんがやってきて「まだ時間かかりそう。一度入ってしまうと出られないので、すぐ来る準備だけして家で待機していてください。」とのこと。

ここでの問題点は、立ち会い人の宿泊施設及び食事はない(食堂は使用不可、コンビニ・売店もなし)ため、すぐ入っちゃってお産までに時間がかかりすぎると立ち会い人が路頭に迷う可能性が大!ということです。

それは事前に分かっていたため、とりあえず送ってきてくれた友人たちと合流して夕飯を食べ、お家に帰ってお風呂に入りました。

時間がかかるなら仮眠も必要になるかなと思ったのです。
立ち会いだって何時間かかるか分からないのですから。

・すぐ来て!

呑気にお風呂に入ろうとしていた21時前、くるみから連絡が来ました。
なるべく早く来てほしいな

初めは破水をしたとはいってもそれほど痛みを伴う陣痛はなく、本など読むほど余裕そうで。「割と暇」とか言っていたので、「お風呂入ったら行くわ」と言っていました。

しかしお風呂から出たところでLINEを開いてびっくり。「お腹痛くなってきた。」「すぐ来て。」のメッセージ。

この時はまだ生まれないだろうとは思っていたので、夜は寝られない覚悟で病院へ向かいました。大体21時半頃。
到着後は分娩室で着る用の病院着的なもの(ガウン?)を500円で購入し、くるみ🐿️の待つ陣痛室へ向かいました。

[いざ立ち会い!]


・陣痛室到着!

陣痛室に入ると痛みに悶えているくるみ🐿の姿が!

普段から痛みに強いと言っているくるみ🐿がここまで痛がっているのは初めてみました。
「無痛!無痛!」と無痛分娩にしたかったという気持ちを叫んでいました。

何をしていいか分からない中、とりあえず背中をさすったり、水を求められたらペットボトルを差し出すくらいしかできませんでした。

予習していたお産の流れ的には陣痛室で子宮口がある程度開くまで耐久して、ある程度までいったら分娩室に移されるよう。

ここで痛みに悶えるくるみ🐿️を励ましながら何時間いることになるのか…いよいよ目の前に迫った立ち会い出産に覚悟を決めなければ、と意気込んでいました。

ですが、僕が到着して約10分後、確認に来た助産師さんから「子宮口7cmなので、分娩室行きましょうか」とのお言葉。
え…?もうここ終わり?

・爆速で分娩室へ

21時45分、分娩室に入りました。

いよいよ戦場へ突入!と意気込んだ僕は購入したガウンを前後逆に着るなどの空回りぶりを発揮しながら、終始オロオロしていました。

立ち会いをする男性は皆感じるものだと思いますが、陣痛室にいるのは苦しんでいる妻、テキパキ動いている助産師さん・看護師さんとあり、圧倒的な無力感を感じます。

加えて急展開のお産で、突然クライマックスの子宮口10cmに到達してしまったのです!

その急展開ぶりは助産師さんをして「異常なスピードでお産が進んでますからね。」と言わしめるほどでした。

サッカーで例えると試合会場に着いたらもう後半のアディショナルタイムだった時のような感覚とでも言いましょうか。すぐクライマックスでした。

助産師さんから「一緒にフーフー言ってみてくださいね。」と言われたので、もう一生懸命にフーフーと言いました。ゆっくりとフーフーするのがポイントです。

そしてみるみるうちにお産は進み、22時24分、息子が爆誕しました

今後彼のことは、僕がトマト🍅と名乗っていることからミニトマト👶と呼ぶことと致します。

[産後のひととき]


・生まれてすぐ

ミニトマト👶が生まれたその瞬間は、本当にびっくりしました。

なぜならほんの一瞬前まで人型は見えていなかったのに、生まれまーすの号令と共にニュルンと人が出てきたのです!

羊水から出てきたてのミニトマト👶は胎脂にまみれており、真っ白でした。

そして生まれてすぐ、助産師さんから「写真撮って!」と言われ、狂ったようにスマホで写真を撮りました。(撮っていいんだなあと思いながら)

記念に家族3人でもパシャリ。くるみ🐿も痛みがどこかへ飛んでいったように笑っていました。

・初めての抱っこ

ミニトマト👶は体を拭いてもらったり、体重を測ってもらったり諸々していただいた後で、僕に抱っこの番が回ってきました。

あの瞬間は生涯忘れられないと思います。今まではお腹の中にいて、確かに存在していたはずのミニトマト👶も、パパにはいまいち存在の実感が湧かないままでした。

しかしあの瞬間、ミニトマトはお腹から出てきて僕の腕の中にいる。初めて赤ちゃんの存在を生で体感した瞬間でした。

しかも、なんでしょう。生まれた瞬間から親バカが始まってるのかなというほど、圧倒的に可愛い。泣き声も他の赤ちゃんと違って可愛い気がする。

本当にすごいことが起こったなあ、と激動の1日、1年を振り返りながら思いました。

・その後

生まれた後、2時間は様子見ということでくるみ🐿は分娩台の上にいることになり、僕も一緒に分娩室で過ごしました。

3人で写真を撮ったり、出産速報を身近な人に送ったり。落ち着いた時間。

本格的な陣痛から出産までの時間も短かったため、くるみ🐿も思っていたより元気そう。

そして夜中の1時半頃。パパは帰ってねということで病院を後にしました。

[立ち会い出産を終えての感想]


本当にあっという間の出来事でしたが、人生の中でそう何度もない貴重な瞬間に立ち会えたと感動しています。

生まれた時のインパクトが凄すぎて、忘れることができません。まさに爆誕。どーーーーーんって感じです。

ミニトマト👶の人生の最初の一瞬な訳です。今の時点でもあの時と比べれば大きくなったなあと思いますが、これからずっとそういうふうに、生まれた瞬間からの成長を考えることができるのは特別な感じがします。

そして何より、長い切迫早産の入院を乗り越え、無事に健康な赤ちゃんを産んでくれたくるみ🐿に感謝しています。

最初から最後まで妊娠出産の辛いこと・痛いことは全てくるみの身に降り掛かりました。

その全てを越えてここまで辿り着いてくれたこと、本当に感謝しかないです。

これからは僕もできることがたくさんあります!パパ頑張ります!

これから出産を迎えるプレパパの皆さんは、パートナーさんが嫌だと言わない限りは立ち会いを検討してみて下さい。

生まれた瞬間はやはり特別でした。ぜひ「ライブ」で。

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