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[切迫早産からの出産レポート]点滴抜いて1週間後に破水!

こんにちは。早産にはなってしまいましたが、先日(36週6日)無事に出産を終えました!

切迫早産での長期入院から退院して1週間、平和に過ごせていたのでまだまだ大丈夫か?なんて思っていたら、正産期を迎える前日に破水して出産を迎えたのでした。

退院したのが36週0日(12月23日)で、破水したのが36週6日(12月29日)。
入院中はお腹の張りが頻回で、張り止めの点滴の投与量が多かったのもあって、退院してもすぐ出戻ることになるかも?と覚悟はしていたので、思っていたよりはゆっくり過ごせました。

[破水は突然に]


・出先で…

一般に、もうすぐお産が近いよという「おしるし」の出血があるとか聞きますが、私の場合は本当に突然でした。

退院後はどんどん歩いて良いと言われていましたが、その日はよりによって、退院祝いで叙々苑に焼肉を食べに行こう!と、いつもより少し遠出をしていた日でした。(といっても車なら産院まで30分程)

夕方16時頃、股からちょろちょろ温かい液体が。
よく聞く「パチン!」という音もしなかったので、初めは破水かどうか半信半疑でしたが、動くとドバッと出てきて地面に滴り、自分の意思では止められないので破水を確信。

無事に焼肉を食べてからだったのと、手持ちのハンドタオルで何とかなる程度の羊水の量だったのが幸いでした。

(この次の日が37週0日の妊婦健診の予定で、健診後にはスタジオアリスに無料のマタニティフォトを撮りに行こうなんて言っていたのは残念ながら叶わず…)

・産院へ

そこから産院に電話して、高速を飛ばして17時前に到着。そのまま入院となりました。
長期入院のお陰で?スタッフさんとはすっかり顔馴染みなので、「おかえりなさい〜」「思ったより保ったね〜」と皆さんに声をかけてもらいました。

立ち会い出産を希望していましたが、ここではまだ旦那は入れず。
出先で入院セットも何も持っていなかったので、一旦取りに帰ってもらうことになりました。

一方、私の方は切迫早産入院中にも何度か緊急の診察でお世話になった分娩室へ。
その頃には結構ドバドバ羊水が出ていて、見るからに破水だろうけれど一応破水チェックをしてもらうとやはりそうだったので、切迫早産入院中ぶりにNSTのモニターを開始したり、点滴のルートを確保したり。あとは破水しているので抗生剤の内服も。

この時は陣痛はまだ5分間隔くらいで、痛みも軽い生理痛くらい。
子宮口もまだ3cmほどで、まだかかるだろうね〜とのことで18時前には陣痛室に移動して久しぶりの病院食を食べました。

[立ち会い出産のジレンマ]


・立ち会いのタイミングは?

コロナルールが緩和され、旦那の立ち会いについては制限なし!なのはありがたいのですが、問題は立ち会いをスタートするタイミングが完全に私たち任せなこと。「間に合わなくても責任は取れません」と
しかも一度立ち会いを始めると、セキュリティ上どれだけお産が長引こうと旦那は病院外に出られないという(笑)

私のご飯は毎食出るからいいのですが、旦那の分のご飯は出ないし、かといって院内に売店もないし、旦那が寝る場所もないし。

初産で、これからどれくらい痛みが強くなるのか、どれくらい時間がかかりそうなのか全く予想がつかないので困りました。

寝られるなら寝た方がいいよと言われても、寝られるほど痛くない訳ではない。
でもまだLINEを返したり、陣痛の合間に本を読んだりする余裕はあったので、ひとまずトマト🍅には立ち会いに備えて腹ごしらえ&仮眠を取ってもらうという方針に。

トマト🍅が夕飯を食べている一方、じわじわと痛みが強くなってきました。

20時ごろには陣痛の間隔が2〜3分で、痛みの持続時間も30秒くらいに。
切迫早産で散々お腹の張りは経験していましたが、お腹の張りとはまた違って、恥骨のあたりだけが痛い感じでした。

21時頃に助産師さんに内診してもらうとまだ子宮口は4cm。
「フーフー」痛みを逃しつつ何とか本は読めるものも、全開(10cm)になるまでなんて道のりは長いんだ…と若干辛くなってきました。

ずっとNSTのモニターをつけているので、体勢を変えると心音取れなくなってしまうし…自由に動けないのも不便でした。
ペットボトルに付けられるストロー必須ですね!

そうこうしているうちに、痛みの範囲が広がってきて、読書をする余裕はなくなりました。
痛みが強い時はついいきみたくなってしまうしまうくらい。

トマト🍅はできるなら仮眠してきてもらいたかったけれど、この痛みに1人で耐えるのは癪なので、ここで召喚することに!

・旦那にできることは?

今の時代、YouTubeに出産動画までアップされているようで、妊娠中に夫婦で↓の動画を見て予習をしていました。


この動画でもあるように、立ち会い出産では旦那に腰をさすってもらったり、お尻をテニスボールで押してもらったり…というイメージを持っていました。

しかし…動画で見るのと、実際に経験するのとでは全然違いますね。

21時半頃に陣痛室に到着したトマト🍅に腰をさすってもらうものも、それじゃない!感
むしろ邪魔と思ってしまって、とりあえずトマト🍅の手を握ったり、陣痛の合間に水を取ってもらったりするくらいでした。

子宮口4cmと言われていたのでまだまだ先が見えず、この痛みがあと何時間続くのだろう…課金して無痛分娩にできるならしてほしいという気持ちでした。(私は脊椎側弯症の固定術を受けてしまっているので、無痛の選択肢はないのですが…)

と思いきや、ここからの展開が急でした。

・いざ、分娩室へ

21時45分頃、いよいよ痛みが強くなってきたのでナースコールして内診してもらうと、子宮口7cm!
順調に進んでいるので分娩室に移動しましょうということで、今日中には生まれるかもと希望が見えてきました。

看護師さんには、明日まで保てば37週だね!と言われるものも、早くこの痛みから解放されたくて、早産でも何でもいいや!となっていました。

移動するために立ち上がると、これが噂に聞く「お尻が押される感覚か!」となりました。

つい力が入って、ウーっといきみたくなるけれどまだダメなので、トマト🍅と一緒に「フーフー」いきみ逃しをしてもらうこと15分くらい。

さらに痛みが増してきて、22時頃にはもう子宮口全開
ゴールが見えると頑張ろうという気持ちになれますね。

・そして誕生!

全開になったので「いきんでいいよ!」とゴーサインも出て、ここからはあっという間でした。

胸の前で手を組んで、痛みがきたら一旦深呼吸してから息を止めて力いっぱい踏ん張る!
側弯の手術をしていて腰が曲がらないのでいきみずらいかも?と言われていましたが、そこまで上体を起こさなくてもいきめたので大丈夫でした。

じきに赤ちゃんの頭が出てきたようで、このままだと会陰が裂けそうなので切開してもらい、いきむこと5回くらいだったでしょうか。

22時24分爆誕!

頭がドゥるんと出てきた感覚があって、あとはニュるんとすんなり出てきてくれました。
出てきた途端にさっきまでの痛みが嘘みたいに吹き飛んで、スッキリ!

分娩所要時間は5時間30分、痛みはあれど叫びはしない程度だったので、経産婦さん並みだと言われました。
切迫早産だった甲斐があって超安産

結局37週には1時間30分足りず…ですが、すでにほぼ3,000g。
もし生産期までお腹にいたら、巨大児になっていたところでした。

早産なのでやや低体温と低血糖、黄疸はあれど、大きな問題はなく元気に生まれてきてくれました。
我が子の泣き声は格別に可愛いものですね。

出産後2時間は分娩室で安静に過ごすのですが、その間私は悪寒に震えていたのでトマト🍅に抱っこしてもらっていました。

トマト🍅が到着してから1時間足らずで生まれてきてくれたので、感動して号泣!みたいな感じにはならなかったのですが、夫婦で誕生の瞬間を共有できて、幸せな時間でした。(もし仮眠取ってもらっていたら間に合わないところだった…)

トマト🍅目線の立ち会いレポートもまた後ほど!

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