妊娠後期のトラブル[切迫早産入院2週目編]11/17は世界早産児デー
明日で31週、切迫早産入院生活もようやく2週間経ちました。正産期まであと6週間!
病院食のサイクルメニューも1周してしまいましたが、まだまだ退院できそうにありません。
入院して2週目、幸い大きな変化はないですが、今週の記録として。
そんな今日(11/17)は世界早産児デー。
出典:日本NICU家族会機構(JOIN)切迫早産と言われてから、嫌でも早産になってしまった場合のことが頭によぎります。
こうった早産児の特集では出生体重が1000gにも満たないような赤ちゃんでも、元気に育っていますというお話が多く、励まされる一方で、かといってうちの子は今2000g弱あるから安心!と言える訳でもないので…
医療の力を信じつつも、1日でも長くお腹の中にいてくれることを願うばかりです。
正直なところ、入院生活が大変で早く産んで解放されたい気持ちもありますが、今の1ヶ月の差で子供のこの先何十年もの人生に影響が出てしまうかもしれないと思うと、そんなことも言っていられないですよね。
[増えゆく点滴とNST]
あまりいい変化はありませんでした…。
子宮頚管の長さは相変わらずなのですが、お腹の張りがやはり頻回で、点滴の量は増え、お腹の張りをチェックするNSTの回数も増えました。
そして診察の行き帰りも、先週は歩いて行っていたのに今週は車椅子移動に…
NSTがマズかったようで、時間外の診察で初めて分娩室にも入りました。そんなギリギリの入院生活。
・お腹の張り、普通どれくらい?
「普通」の30週くらいの妊婦さんは張っても1時間に1回くらいなのだとか。
自分はもう立てば張るわ、寝返りを打てば張るわ、何もしなくても張るわ…。
NSTでは数分おきに痛みを伴う強目の張りがある感じなので、一体「普通」とは?という感じです。
看護師さん曰く、低気圧だと張りやすいのだとか。台風の前後とかもお産が多いのだとか。
そんなこと言われても天気がいい日が続くことを願うしかありませんね。
・増えゆく点滴
お腹の張りが頻回だと、子宮頸管の短縮に繋がってしまうので、張り止めのリトドリンの点滴が増えていくばかりです。
最初リトドリン2A(アンプル)流量20mLでスタートしたものも、2A20→2A30→2A45と…流量が増えたので3Aに変更。
3A30から様子を見つつ3A24〜27くらいで今週は推移していました。
リトドリンは上限の量が決められているのですが、もうだいぶ上限ギリギリで。
これ以上は増やせないので、子宮経管の長さ次第では転院も覚悟してくださいとのこと。
というのも、今入院している個人の産院は早産になった場合に対応できるNICUがないので、これ以上リスクが上がったら大きい病院に転院せざるを得ません。
このまま何とか保てるとよいのですが…。
・NSTも1日3回に
朝だけだったNSTが、朝昼晩の3回に増えました。増えた後の1日のスケジュールはこんな感じです。
1日のスケジュール
6時起床→血圧、体温チェック
7時〜8時1回目のNST
8時朝食
9時回診
12時昼食
13時〜14時2回目のNST
18時夕食
20時〜21時3回目のNST
21時半消灯
NSTの間はあまり体勢変えられないし地味に辛いんですよね。
あまりに張るので最初は、「モニターずっと付けましょうか」なんて言われてしまったのですが、院長が「それはあまりに非人道的だから」と3回に落ち着きました。
[長期入院に備えて]
・スマホのプラン見直し
幸い、入院している病院にはフリーWifiがあるので、1番安い最低のプランに変更しました。
翌月から適用になることが多いと思うので、入院や自宅安静が決まり次第早目に手続きしておくとよいですね。
産後もそんなに外出することはないと思うので、しばらくは最低のプランでいこうと思います。
ワイモバイルで契約しているのですが、色々割引されて3GBだと月々たった990円で済むのでありがたいですね。
外出できなくても、オンラインで乗り換えられます。
・限度額適用認定証の申請
後から高額療養費を申請することもできるのですが、立て替えるのは大変なので、事前に申請しておくとよいですね。
紙ペラ1枚印刷して記入してけんぽに出すだけなのですが、それすらも絶対安静の妊婦にはできない…
旦那トマト🍅にプリントアウトしてもらって、張り止めの副作用で震える手で記入し、郵便で送ってもらいました。
[妊娠生活大変すぎ!]
最近、友人から子供ができたと報告が!パートナーさんは絶賛つわりに苦しんでいるそうで…
ああ、彼らも後戻りのできない、この大変な妊娠生活をスタートさせてしまったのか…という思いになりました。
妊活からスタートして、望んで子供ができた私たちですが、それでも妊娠生活がこんなに大変だなんて思っていませんでした。覚悟が甘かったと言わざるを得ません。
切迫早産で入院になったから大変という訳ではなくて、妊娠中はトラブルが起こるリスクが多すぎて大変。
正常な妊娠経過でも体調不良、体の変化で思うように日常生活が送れないし、ひとたび何か異常が発覚すると突然「今日から仕事はお休みしてください」とか「今から入院してください」とか。
当然誰しもが今日何かしらの病気や怪我になって働けなくなるリスクはありますが、特に妊娠中はそのリスクが高いですよね。
世の中の男性は「仕事に支障が出る」から育休を取らない人も多いそうですが、一方の女性側はトツキトオカ、日々リスクを背負って生活している訳です。
育休って妊娠発覚から半年以上も先の話なので、社会人ならそれくらいつべこべ言わずスケジュール調整しなさいよ、と思ってしまいます。
とにかく、妊娠期間に男性にできることなんてごくごく限られているので、せめて育児はできる限りのことをしてほしいものですね。